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学術大会報告

 共催:日本歯科矯正専門医認定機構、日本歯科矯正専門医教育機構
 後援:日本歯科医師会、東京都教育委員会、千代田区教育委員会

 専門医制度が円滑に機能するうえで,診療各科が学際的に連携し合う連携歯科医療(インターディシプリナリーアプローチ)は必須のものであり,結果として質の高い治療結果が得られることになります.第5回大会でメインテーマに取り上げて以来、インターディシプリナリ?アプローチ(連携歯科医療)は、専門性が確立する上での必須のしくみとして、毎回学術テーマの中心として取り上げています。また,今回は医療を取り巻く様々な諸問題に対する会員向けのリスクマネジメント講座も開催いたしました。

 また、会の発足よりご支援いただいている、衆議院議員・丹羽雄哉先生と 特定非営利活動法人日本成人矯正歯科学会 様より、大会開催にあたり、 祝電を頂戴いたしました。ありがとうございました。


 講演 連携歯科医療の実際(チームアプローチ)

会員研修講座
     「リスクマネジメント」
         講師:植松浩司弁護士(JBO顧問弁護士,あすか総合法律事務所)

 歯科医師でもある植松浩司弁護士から、歯科診療をめぐるリスクの問題点を実際の事例を踏まえて、わかりやすく解説していただきました。

植松浩司 顧問弁護士
 ・抄 録


連携歯科医療の実際
       「インターディシプリナリーチームアプローチ」
       講師:土屋賢司先生(土屋歯科クリニック&Works,東京SJCD顧問)
       座長:北園俊司先生(きたぞの歯科矯正)

 多くの貴重な症例を通じて、補綴治療における審美修復治療の実際とチームアプローチの可能性を解説していただきました。

 土屋賢司 先生
 ・抄 録


市民公開講座 「後悔しない歯科矯正」〜どの歯医者さんにかかりますか?〜

 皆さんが歯科矯正治療を受けようとするとき、いつ、どんな治療が必要なのか疑問に思うと共に、どこで治療を受けたらいいのか迷うことがよくあると思います。
 皆さんの周りには診療科目に矯正歯科を掲げる歯科医院はたくさんありますが、はたしてどこでも同じような内容の治療や質の保障された治療を受けることができるでしょうか。
 そこで今回は、一般の方々の視点で歯科矯正治療の現状や問題点、専門医制度に関わることなどをクローズアップしていくなかで、歯科矯正治療に対する理解を深め、受診の際の参考にしていただくために公開講座を企画しました。
「後悔しない歯科矯正のためのクリニック選び 5つの条件」
                講師:増田美加氏(女性医療ジャーナリスト)
 患者の目線に立った「後悔しない」歯科矯正を見極める5つの条件を中心に、現在の我が国における矯正事情から、クリニック選びの必要性を分かりやすく解説してくださいました。

 ・抄 録


「4回の矯正経験を経て− 私が考えるいい矯正医の見つけ方」
                講師:吉川千明氏(美容家、矯正治療複数回経験者)
 4回にわたる矯正治療で体験した、ご自身の歯並びと口もとの変化を通じて、安易な矯正治療に警鐘を鳴らし、その上で正しく行われた矯正治療の素晴らしさを語ってくださいました。

 ・抄 録


 「専門医とオーダーメイド治療」
               
講師:山口博弥氏(読売新聞社医療情報部記者
 取材担当の疾患である「胃ガン」の治療を通じて、専門医制度の問題点、標準治療の実際に加えて、患者ひとりひとりに適したオーダーメイド治療の利点についてご説明をいただきました。
 また矯正治療におけるオーダーメイド治療に関して問題提起をいただきました。

 ・抄 録


シンポジウム (16時〜17時)
       シンポジスト:増田美加氏,吉川千明氏、山口博弥氏、深町博臣JIO会長
        モデレーター:大野秀徳JIO常務理事


 もって生まれたかたちを新たなかたちに造り変えていく、創造の医療である、歯科矯正治療は正しいと思われる状態を規定することは、非常に困難ですが、先ずは標準的な矯正治療のゴールに関して深町会長から説明がありました。その後、患者さんの視点から、現在の矯正治療を取り巻く環境の問題点が指摘されました。広告規制のないインターネット上の広告を始めとする種々の情報が氾濫する現状において、何を基準に矯正医を選ぶと良いのかが分からないために、その際の選択基準として専門医が必要であるという意見が出されました。そして、その専門医制度は患者側に立脚したものであり、質の担保として専門医の数に関しての議論が必要であるとの意見が交わされました。
 また、矯正治療経験者の吉川氏からは個々の患者さんの体験を特にメディアに伝えていく必要性が述べられ、増田氏からは矯正専門医と患者を繋ぐコーディネーターが必要ではないかとの提言がありました。加えて、お二人が名医の条件として、図らずも医師の「人柄」「品格」そして「謙虚さ」を挙げられました。私たちも患者さんの声に真摯に耳を傾け日々人格の涵養に努めたいと気持ちを新たにいたしました。
 以上、限られた時間ではありましたが、一般参加の方からの熱心な質問もあり、今後の歯科矯正分野における専門医のあり方が明確に示されたシンポジウムであったと思います。
司会進行を務めた大野JIO理事
矯正治療の特殊性を説明する深町JIO会長
インターネット上の広告規制に対して
会場より補足説明をおこなう
当会顧問
東海大学医学部外科学系形成外科学
谷野隆三郎先生
「個々の患者さんの体験を伝えていくということが、矯正治療には必要なのではないでしょうか。」
「百症例のうちどれが選択されるか分からないという緊張感のある認定医制度は、医科の中でもないと思います。」
「治療に際して患者には分からない言葉が沢山出てくるし、医者にはいろいろと聞きにくいこともあります。
 そのために医者と患者を繋ぐコーディネーターが必要ではないでしょうか?」


書籍販売報告
 今回、市民公開講座の演者である増田美加氏が取材執筆し、当協会が監修した「後悔しない歯科矯正」 (小学館101新書 34)の出版を記念して、大会会場受付にて先行販売したところ、準備した300冊全てが完売するという盛況振りでした。
 また、増田氏の前著である『乳がんの早期発見と治療 これで安心』(NPO法人 乳房健康研究会編・小学館)と、もう一人の演者でもある吉川千明氏の「プレ更年期からの女性ホルモン塾― ずっとキレイのエイジング」「女性ホルモン塾― キレイな〈からだ・心・肌〉」(いずれも対馬ルリ子氏との共著/ 小学館)の三冊も販売され、こちらも好評のうちに完売いたしました。なお、上記書籍は一般書店で好評販売中です。
 皆様ありがとうございました。

 

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