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シンポジウム報告

 2005年6月9日(木曜日) 総会終了後の「醍醐」の間におきまして、「日本の矯正歯科医療の質を高める専門医制度を求めて」 〜 専門医制度にかかわる医療の現状から考える 〜 というテーマのもと、有意義なシンポジウムが開催されました。全てのご講演をいただいた後に行われた質疑応答では、会場から質問が続き、更に深く専門医制度についての議論が交わされました。

 

【講演】

    第一部 
      1.諸外国の矯正歯科専門医制度の実情と日本の課題
           講演者;星 隆夫 先生(日本矯正歯科協会会員)
    第二部 
      1.市民サイドからみた医療事故等の現状と専門医制度への提言
           講演者;鈴木 敦秋 先生(読売新聞社会保障部)
      2.医療訴訟等の法的な面からみた現状と専門医制度への提言
           講演者;水沼 太郎 先生(三宅坂総合法律事務所・弁護士)

  <シンポジウム抄録へ

第一部として、新潟大学大学院医歯学総合研究科歯科矯正学講座助手の星隆夫先生から、日本における現在の状況分析に基づいて、専門医制度に対するご提言を頂きました。
星 隆夫 先生
 まず、星先生は日本における課題を明白にするため、諸外国における矯正歯科専門医になるまでの制度と日本における現状との比較を行い、日本においては質の高い矯正専門医を育てることが出来る統一された教育システムと歯科矯正臨床の技量を量れる矯正専門医の認定システムの二つが欠落しており、その認定システムと教育システムを早急に確立しかつ厳正に運用させて行くことが、矯正界の急務であるというご提言を頂きました。

 

続いて第2部では、読売新聞記者鈴木敦秋氏には報道の立場から、そして三宅坂総合法律事務所の水沼太郎弁護士には法的な視点から、専門医制度に対するご提言を頂きました。
鈴木 敦秋 先生 水沼 太郎 先生
 鈴木氏は、医療事故が社会問題化するに至った経緯を記事の抜粋を通して説明され、国民やメディアの医療不信が根深いこと、そして医療事故の悲惨さを力説されました。
 また、医療事故を完全になくすことは出来ないものの、臨床技能に基づいた専門医制度による「質の低下の歯止め・質の底上げ」が医療事故を減少させることにつながるとし、我々JIOの活動に対し期待感を持たれていました。
 水沼先生は、実際の医療訴訟のケースを引用されながら医療事故や紛争に関し、主に医師の立場に立って分かりやすく説明をされました。
 また、専門医を作ることは専門医自身の責任を大きくするため、襟を正して行かないと逆に医療訴訟の増加につながりかねないことを危惧され、「専門医として技術が優れていることは当たり前で、さらにその上を行った患者さんの心のケアーが出来るような専門医を 目指して欲しい」という課題を我々にお示しになりました。
質疑応答

 

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