JIO PEOPLE SIDE
矯正歯科の専門医を検索
国民向けコンテンツ
歯科矯正医の審査認定
会長挨拶
専門医制度について
書籍紹介
トピックス
歯並びの大切さ
矯正治療Q&A
連絡先
 
矯正歯科医向けコンテンツ
定款
貸借対照表
JIOからの意見書
JIO広報
JIO学術雑誌
職務基本規程
JIOへの加入について
JIO役員名簿
JIO会員名簿
総会報告
総会案内
 
認定機構(JBO)について
代表委員挨拶
審査委員長挨拶
定款・規則
審査委員の紹介
審査について
認定審査要綱
JBO役員名簿
審査報告
認定歯科矯正医名簿
 
日本歯科矯正専門医教育機構
設立趣意書
定款・規則
JAO委員会名簿
JAO修練制度
 
JIO会員専用コンテンツ
会員専用ページ
 
その他のコンテンンツ
サイトマップ
プライバシーポリシー
 
 

厚生労働省指導による専門医制度に係る懇談会の進展状況

■第5回矯正歯科専門医制度に係る懇談会(議事録)

<懇談会一覧に戻る>

[日時]平成20年5月13日(火)14:00〜16:00
[場所]八重洲富士屋ホテル5階「かりんの間」
[参加者]
日本矯正歯科学会   :小川邦彦、飯田順一郎、浅井保彦(出席予定の後藤先生は急遽欠席)
日本矯正歯科協会   :深町博臣、夕田 勉、のき田邦裕
日本成人矯正歯科学会:佐藤元彦、武内 豊、松野 功

開会に先立ち、日矯より
  1. 後藤理事長が急遽欠席、
  2. 日矯専門医・認定医制度改革検討委員長の浅井先生が今年度から本懇談会に出席する、したがって今後は
  3. 日矯は後藤理事長を含めた4名で出席することもある
と報告された。

今回の幹事学会である日本成人矯正歯科学会佐藤元彦理事長の司会、進行で懇談会が進められた。

T.第4回の懇談会の議事録の確認が行われた。
 1.議事録の記載方法について:
      討議の際に使用した資料は、議事録の巻末に添付する場合もある
 2.一部内容の修正が行われた:第4回議事録参照
       「単科専従医のみを専門医と呼称することを・・・・   」

U.協議
[成人矯] 本日の懇談会は日矯でまとめていただいた3団体の専門医制度比較表について検討することであったが、現在、この3団体懇談会は日本の矯正歯科専門医制度の将来を決めるということで各方面からたいへん注目され関心も高いと同時に今後の専門医制度について不安、心配を抱いている人が多いので、今後の協議の方向性を早急に決める必要がある。
そこで、具体的にもう一度過去の各団体の基本方針について話し合った。
 1.3団体の審査レベルをそろえて、独自に審査、認定をする。
 (この場合は、3団体ともに厚生労働省の専門医認定資格団体になれない。)
 2.3団体で共通の審査機関、共通の認定機関を作る。
のどちらかをまず意志決定していきたい。
3者ともに、2の方針で基本的に賛成、合意。
[日矯] 以前も申し上げたように日矯理事会の意見として、日矯の専門医制度のもとで一本化してもらいたい、ということに変わりがない。
[協会] 3団体の外に新たな認定機構を作ることを原則としている。
[成人矯] 3団体の外で新たな認定機構を作ることを原則としているが、日矯の中で行う場合は、協会、成人の2団体の意向がきちんと反映されるシステムが必要である。
[日矯] 厚労省に専門医を申請する外形基準を日矯学会以外の団体が本当に満たしているのか疑問がある。
[成人矯] 厚労省の認めた3団体が同じ土俵の上にたち、ディスカッションするという認識が欠けているのではないか。この認識をもう1度日矯の理事会でよく説明してもらいたい。
[協会] 厚生労働省が各団体の申請書類を受理したうえで、3団体で協議を行うように指導した経緯を説明。
[協会] 専門医制度は主に開業している臨床医の問題なので、開業専門医をトップとして、学会とは別会計、別の決定機関として作るべきである。なぜ作れないのか? その理由を明確にして欲しい。そもそも日矯の認定医制度が機能していれば認定医を専門医と読み替えることができたはずである。既に20年近い歳月を経ているのに、いまだに研修制度の整備が整ってない状態であることが大きな問題である。
[成人矯] 日矯の認定、審査委員の選定方法もフェアーでないように思える。
[日矯] 学会の外に作るのは大変な労力も必要とするし、日本の矯正歯科医をほとんど包括する団体の制度を使うことが一番能率的だと思う。もし新たに作っても、現在の日矯が作ったもの以上のものができるのかどうか疑問である。日矯の外に他団体と協同の組織を作るといっても、それが日矯会員6,000人の信任がなければ、当然国民にも信任されないものになってしまう。
以上の活発な論議がなされたが、整理すると
1. 共通の審査・認定機関を作るということについては3団体ともに賛成。
2. 共通の審査・認定機関の作り方としては、
(1) 日矯の制度の中につくる
(2) 新たな審査機関をつくる、
という2つの選択肢が考えられる。
(1)の場合、日矯の中に作るとして、他の2団体はどういう条件が必要か、また日矯側としてどういう条件が出せるかを詰める。
(2)についてもさらに検討する。
3. (1)、(2)のどちらの場合でも、既存の専門医に対する移行(経過)措置的配慮と、新たな専門医制度の要求を満たせない部分については、補充するようにしていく必要があるだろう。
 
次回までの各団体での検討事項
以上の基本方針に対して、日矯は、理事会でもう1度、現状の3団体がまとまらなければ厚労省が認める専門医制度はできないことを説明、認識してもらう。もし、日矯の制度を使う場合でも他2団体に出せる条件を考えておいてもらう。
他2団体も、日矯の制度に相乗りする場合どういう条件が必要かを具体的に検討しておく。
今回提出がなかった日矯の研修機関の認定基準および規則を早急に作成し、本懇談会においても提示して欲しい。
 
次回の議題としては
今回の内容に対する基本方針
3団体の専門医制度比較表について具体的な内容の検討

次回は7月3日(木曜日)八重洲富士屋ホテルにて 午後2時〜4時 と決定。
また、次回の幹事である日本矯正歯科協会から、厚労省へ次回への参加を要請することになった。

以上、この議事録が正確であることを証します。

<懇談会一覧に戻る>

 

 


copyright (c)2004 The Japan Institute of Orthodontists all right reserved.